2013年6月19日水曜日

左官の外壁


左官の塗外壁

10年ほど前までは、出来るだけ避けてきた仕上げです。

理由は

1、ひび割れが心配。

2、現場での工事期間が長くなる

3、通気構法では壁の重さが心配(通気胴縁を付けた上に重いモルタルが心配)

4、モルタルのイメージが安普請的イメージがあった。

といった理由です。

しかしこの10年で

1、ひび割れは表面にガラス繊維を埋め込ませることで、ひび割れのリスクがほとんどなくなった。

(ノンクラック構法)下記のガラス繊維を表面に埋め込むのですね。


2、工期はやはり短くはなりませんが、住み手が左官仕上げを好むようになってきたので
工期については理解してもらえる。

3、モルタルは、軽量のモルタルを使いガラス繊維を入れてることで厚さ(15ミリ)程度で、
安定した強度を出せるようになった。

4、住み手は高級仕上げと感じるよになった。

というわけで。以前はサイジングが主流でしたが。
左官とサイジングが半々となりました。
左官仕上げ・・・伝統的な仕上げのように感じる方もいますが
進化しているのです。

サイジングのちょっとクールな感じに対し、温かみのある感じもいいものです。



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