2013年5月22日水曜日

木造住宅構造用金物、その耐力実験の見学

横力5トン以上、層間変形(1階と2階の横のずれ)が1/30ー1/20あたりになると・・・
割れが・・・
部材の強度をこういった試験で確かめて
地震ではここまでの力がかからないように構造の工夫をし
構造計算をするのですね。
実際は、壊れる以前の十分な余裕を持ったところで
計算をするのですが。




昨日は、新潟の木造住宅構造用金物メーカーに、建築家たち30人ほどで
見学会。
新しい構造用金物を開発したので、その使い方や強度などを実感してもらうために
開催!
メーカーのタツミさん主催、そして僕たちチームコアが呼びかけて実現しました。
タツミさん、バス手配等、ありがとサンです。

なかなか木造躯体の実験は見ることができないので、興味深いものでした。
参加したみんなもなかなか参考になったと言っておりました。

4時間のバス往復8時間、それなりに長い時間ではありましたが
色々な情報交換もできて有意義でありました。

同行していただいた
構造家で、代々木体育館の構造を設計した坪井善勝さんの弟子
中田 捷夫さんのウイットに富んだ構造話が、途中で聞けてラッキーでした。

その後プレカット工場、金物加工工場を見て、現在の木造のメインストリームを
実感したという感じです。

この実感が、ものづくりには大切なんですよね・・・




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