2013年12月26日木曜日

サンタのプレゼント


朝起きたら、枕元に封筒が・・・酔っぱらってどこからか持ってきたのか?

と思いながら開封

サンタのプレゼント、50年ぶりくらいのサンタの訪問。

ありがたい!

10年ほど前サンタ中目黒支店で10年ほど働いていたけど、その時の同僚か新入りからの

プレゼントかもしれない。

2013年12月18日水曜日

建て方




昨日は、用賀の家の建て方

天気は晴れて、何とか夕方までに棟まで上がりました。

今日は一気に天候が厳しいので、良かったです。

一気にイメージが形になった感じがしますね。

住み手もここからが、楽しみな時間です。



途中、新宿リクシルショールームで、Oサン夫妻とキッチン、ユニットバス見学

キッチンを造作でするかどうか、先ずキッチンの大枠の設計をして

望みます。大枠のキッチンアイデアを満足できなければ、匠屋で設計をします。

最近は、キッチン設計はすくなくなりました。その理由は次回にでも。


夜は、赤坂ブリッツで、憂歌団のライブ、久しぶりの憂歌団・・・いいライブでした。


2013年12月14日土曜日

jazz live

昨日は、早く仕事を終え

本で読んで見る予定だった「利休にたずねよ」を見て、そのあと表参道、jazz birdへ

「利休にたずねよ」の感想はそのうち、

で、

blues やrock だけではなく jazz liveなども時々出かけるのです。

今回は、インテリアコーディネーターもしている、堀内なほみさんのライブに

行ってきました。大人の雰囲気ですね・・・

大人の雰囲気には、チト戸惑うアタクシですが楽しめました。

なほみさんとbirdie羽鳥さん、ケイコさんのハモリがいい感じでした。

クリスマスソングも出て、年末って感じですな・・・

年末はjazz・・・心にしみるな・・・




2013年12月12日木曜日

26日の忘年会を待つビールたち


26日の建築工房 匠屋の忘年会を待つお歳暮のビールたち

ありがたいことでございます。

最近はビールよりワイン飲む方が多く、ビール足りないということはないですね。

年末まであと20日、今年も何とか仕事ができました。

来年も頑張らないとな・・・・いやいや

まだ設備と建材の本の原稿もあるし、17日は建て方だし

ひと踏ん張りです。



今年は何故か、エビスやプレミアム・・・チト高めが多い

何故だろう、世間は景気がいいのだろうか?

住宅設計業界は、景気は良くないですね。住宅メーカーはいいのだろうけど・・・


2013年12月11日水曜日

茶道具の見学・・・など

二つの茶道具、骨董の展示会におじゃまさせていただきました。

今住宅を設計している関係で、Oさんにくっついて、全く未知の世界へ

ひとつは、茶道具屋さんの主催のもの、もう一つは明治から続く伝統ある正札会

Oさんや案内の古物商さんの話を聞きながら、全く目の焦点が定まらなかったものも

見方によって、ちょっと楽しめるかな・・・なんて


そして先日は、光悦の楽茶碗を五島美術館に見に行ったり・・・・


茶室は大学の建築の授業と思想書を通してのものだけ

茶関連の道具などは全く門外漢・・・

しかし、酒を飲んでブルース歌って弾いているものでも、

茶を飲むという行為から、楽焼などをちょっと学んでみると

奥が深い・・・

ブルースやジャズと何か共通するものがあるぞなんて考えたりしています。



このブログの楽家楽座の楽人、HPを始めた1995年ごろ、

標題の的家学(現在、的家楽)と楽市楽座をもじって考えたもので

楽家楽座(らくうちらくざ)としたのですが

当時、検索には引っかからなかったのが、今じゃ

他の方も使うようになって来たので、じゃということでオペラ座の怪人をもじって

3年ほど前に、楽家楽座の楽人に(笑)

で、茶で使われる、楽焼の家系を楽家というのを、先日知って、

なんか、楽焼と茶に親近感を感じるこの頃です。

楽焼と茶からは、近寄るなと拒否されそうですが・・・


という訳で、正札会で、廉価な中古の茶箱を購入、

そのうち茶箱で抹茶飲むのもいいななんて・・・

で、調べたら茶箱の点前も正式にあるというじゃないですか。


事務所に、飾ってありますが、

そのうち、事務所に来た方に、抹茶でもお飲みいただけるようになりたいところです。









2013年12月5日木曜日

勝手

床の間には 勝手があって
床の間が左にあると本勝手(右勝手)、右が逆勝手(左勝手)というのです。

育った家が、田の字型の民家で、奥の左が座敷、並んだ奥の右が西方浄土で
西を背にした仏間。だから床の間も東向いて、左に庭が来る。


だから本勝手・・・と「勝手」に思い込んでおりました。

でも、いろんな和室を見ていると、この「本」という言葉は床の間ではあまり意味が無いのでは

ということで、右勝手と最近は呼んでおります。



で、茶道では床の間が右手にあるのが、本勝手・・・・

あれ、なんか違うな・・・・学生時代に茶とか少し学んだけど、

この違い最近まで全く気づきませんでした。

勝手は”力が勝つ手”で一般的に利き手の右。だから茶道の作法では、右手が客に向く方が

本勝手で、客の方に床の間が来ることが多いので、床の間は逆勝手になるんですね・・・


で、床の間は何故、左が本勝手なんだろう・・・


お雛様見ると。男雛が左、女雛が右・・・だから男雛の後ろが床の間が・・・

偉い方が座ると、右手が床の間だから・・・・

縁側は南をベストとすると、床の間は西向きか東向き、前述のように

床の間東向きがいいと考えると・・・


などと「勝手」に考えますが、茶道のように手の動きが大切な作法ではないので、

現代の床の間では、「本」にこだわらず

光と部屋の雰囲気で考えればいいのですね。チャンチャン








2013年12月3日火曜日

床差しについて

かなり以前、個人的なメールで、竿縁天井の竿が床の間に直角に(刺すように)することは
してはいけないのですか?と聞かれたので

忌み嫌われているけど、別に気にしなけばしても問題はないと伝え
ブログにも書いたことがあるのですが、

実例を示さなかったな・・・なんて急におもいだしました。

伝統や慣習とは何かな、なんて考えていたので。

ネットで調べればいくつか出てきますが、

床ざし、床差し、床刺し、床挿し、床指し・・・

ブログ等の引用になりますがご勘弁を・・・

■国宝光浄院客殿

http://www.seian.ac.jp/news_social/regional_alliances/50888d3a2748fs/

■慈光院(石州)

http://blogs.yahoo.co.jp/marufujikentiku/23654217.html

■賓日館 寿の間

http://tamotu2525.exblog.jp/18144227/


床ざしを推奨しているわけではありませんので、あしからず。

伝統や慣習はあるときは、いろんなものがついてきて
身動き取れなく時がありますからね。
忌み嫌うという話は時々疑うのもいいかもしれませんね。

畳の祝儀敷き、不祝儀敷きなどもそれに当たりますね。



2013年11月28日木曜日

今日は一日銀座の展覧会会場



今日は一日、銀座の展覧会会場です。

10時から6時までのんびり、お客さんがたくさん来てくれるといいのだけれど

原稿書きや本をいくつか持っていって読む予定です。

23日の展覧会パーティは、前回にに比べ人数は少なかったですが、いろいろな話もできて

良い出会いがありました。

さあ、出かけるか・・・

2013年11月22日金曜日

松原正樹ライブ



昨日は六本木 スウィートベイジルへ、松原正樹35周年ライブに行ってきました。
イヤー、丁寧で素晴らしいサウンド聞き入ってしまいました。
こころ洗われるギターサウンド。
聞きにいってホントよかったライブでした。

僕らの世代では、日本のポップ系の歌のサウンドの要としての存在、
ギター少年(オヤジ)としての憧れの存在として有名ですね。
だから客もギターオヤジらしき人が多い!

音楽の事は最近はフェイスブックで書いて楽しんでいるのですが、
いいライブだったので、ここでも書きました。

実をいうと、松原さんと高校が同じで、僕が1年のときに3年でギターはかなりのうまく
スゲーなと思った事を思い出します。
僕はフォークギターを始めたばかりでFのコードが弾けたか弾けないとき、
エレキギターもかっこいいなと感じたものです。僕の高校のプチ自慢ですね(笑)

高校時代からの40年ばかりの僕の歴史がちょっと蘇りました。

しかし、プロのサウンドは、当たり前だが違うな・・・・






2013年11月20日水曜日

風景のある住宅







建築家が選んだ建築家展7「風景のある住宅」
11月20日(水)~12月1日(日)

住宅は環境と共にあります。
環境と言っても様々です。
地球環境やエネルギー問題といった大きな環境。
日本の風土や気候、都市環境といった中くらいの環境。
そして、隣家の人々、周りの木々や川、地域のつながり、
家やものの地域での成り立ち方、地域の天気の模様・・・
といった身近な環境。

この身近な環境とともに在る住宅を「風景のある住宅」
と呼んでみました。

密集した都市から少し離れた、良質な住宅には
その風景が見えてきます。住宅の原点かもしれません。

道行く人々は、ふと目をとめ
訪れたひとは、ふとその地を感じる

4人の住まいづくりの建築家の「風景」を
感じてみてください。

<出展建築家>(50音順)
伊藤昭博(HIRO建築工房)
加藤誠洋(のぶひろアーキテクツ)
日影良孝(日影良孝建築アトリエ)
森大樹    (大樹建築・造形研究所)

展覧会名 建築家が選んだ建築家展7「風景のある住宅」
会場 タチカワ銀座スペースA t t e(オッテ)
期間 11月20日(水)~12月1日(日) ※月・祝日休館(但し土日は除く)
(19日展示準備、12月1日5時撤収)
23日(土) パーティ 6時―8時
時間 10:00~18:00(最終日~17:00)
入場 無 料
主催 A t o A P r o j e c t
協力 立川ブラインド工業株式会社
 

<AtoA Project>
上野タケシ(上野タケシ建築設計事務所)
来馬輝順 (建築工房 匠屋)
山本覚  (山本覚建築設計事務所)


タチカワブラインド銀座スペースA t t e(オッテ)概要

タチカワ銀座ショールーム地下1階にある、文化・芸術の情報発信のための
多目的スペース。開館時間会場費無料で利用可能

所在地 東京都中央区銀座8 - 8 - 1 5タチカワ銀座ショールームB 1 F
アクセス J R・東京メトロ銀座線「新橋」駅より徒歩5分 
銀座4丁目交差点より徒歩8分
電話 0 3 - 3 5 7 1 - 1 3 7 3
開館時間 1 0 : 0 0~1 8 : 0 0  ※月・祝日休館(但し土日は除く)

2013年11月14日木曜日

住宅設備の本

建築の設備というと、住み手にはなかなか手ごわいものです。

実際、設計者にとっても、数値、経験、総合的判断(他の工事とのかねあい)などがあり

また、住み手は、住環境のための機器などに対し度を越した期待などもあり。

適切な金額で、適切な環境というのが難しいのです。



正直言いますが、ベストはありません。

よりベターな選択をする必要があります。

ベターな選択をするには、使い手と作り手の意志疎通が大切なのですが

住み手の知識、設計者の知識、設備担当者の知識のずれを埋めることが必要です。

建築設備の本は沢山出ていますが、住み手や、住宅設計者、などをターゲットとした

設備の本はあまり見当たりません。

ということで、そのような本を作ろうとこの1年、ある出版社と準備してきました。

ようやく構成が決まり原稿をまとめられるものになってきました。

仕事の合間の制作ですが、おもしろい本になりそうです。


2013年11月11日月曜日

現場地縄張り


地鎮祭の後は、地縄張り、
地鎮祭の後行う場合もありますが他の日時で行う場合もあります。

建物の配置を確認するお仕事ですね。

GL(土地の基準高さ)も決めます。

最近では、レベル(高さ)や、直角を出す機器が、
小さくて性能が高いので現場はスピーディ。
敷地境界杭が明確で高低差があまりなければ、2-3時間で終わります。

2013年11月8日金曜日

一級建築士定期講習つかれた・・・

昨日は、3年ごとの一級建築士定期講習でした。

づかれました・・・・

責任ある資格とはいえ、実務についていれば、毎日勉強みたいなもの

3年ごとにチェックなんて早すぎますよね・・・

そう、建築士持っていても、実務経験ほとんどない人もいるからしょうがないのかな。

朝9時から夕方5時半まで・・・講義と、試験

夜は、銀座の展覧会の打合・・・

展覧会については次のブログで





2013年11月6日水曜日

地鎮祭


先週、台風一過の後、何とか地鎮祭を行いました。
セーフという感じでしたね。

昔は、地鎮祭と言えば、地元の氏神社にお願いすることが多かったのですが

東京では、氏神様ということ自体があやふやで
近年では出張神主さんにお願いすることが、だんだん多くなりました。

工務店も調整が楽になり、何を用意するかとかが
いつも行っている神主さんだと助かるのですね。

このような神主さんは、いろんな現場に行っているので、施主目線で対応してくれ、
どの手順でしてねと、説明をしてくれます。

神主さんにより、神域のための竹等以外は
すべて準備してくれるところ

施主に酒、塩、米は準備してというところ

神饌物(お供え物:魚類、海藻類、野菜類、果物類)のいくつかは
施主に準備してと言うところもあります。

玉串料(初穂料)は準備の度合いによって違いますが、
神主さんがお供え物まで準備してくれる場合は、5万程度かな
準備を工務店や施主がする場合は、3万―5万ですね。いまのところ

職人さんのご祝儀は、普通はありません。
上棟式は必要ですが・・・

そのうち玉串料銀行振込済ましてから、なんてなるかもね。


ところで地鎮祭、神式以外でも、仏式、キリスト式でもするんですよ

土地の神様を鎮めるという感じではありませんが・・・

仏式は、神式の、地鎮祭、玉串(初穂)料、奉献酒、という言葉は使わずに

起工式、お布施、ご仏前といった言葉が使われるようです。

キリスト教では、それほど定型がないようで(鎮める相手の土地の神様という概念は認めたくはな

いのですから当たり前ですね・・・)、土地の祝福と言った方がいいのかもしれませんね。

牧師さん、讃美歌、お礼などと言った言葉でしょうね・・・・

いまだに経験はありませんが、イスラム教などではどうするんでしょうか?










2013年11月1日金曜日

初めての茶事

昨日は、初めての茶事でした。

お茶は全く何もできず、正座は10分・・・というていたらく
学生時代に日本建築史のなかで習った茶室程度の知識
悔やまれます・・・若いときに少しぐらいかじっておけば・・・

全くの付け焼刃で、正座をしながら茶事の本やら、学生時代に読んだ茶室の本やらをひと月読んで少しぐらいは何とかかっこつけようと思いましたが、
作法や手続きは、本で読んでもできるはずはなく、完全に撃沈です。
完全に・・・

しかし、招いていただいた誠之庵の小澤宗誠さんはじめ、この席に誘っていただいた「一億人の茶道教養講座」著者の岡本浩一さん、ほか岩崎さん、檜垣さん、植田さん、門前さん、みなさんベテランで、ド素人の僕をやさしく気遣っていただき、6時間の茶事も楽しくすごすことができました。
6時間もですよ楽しく茶事に同席できたなんて。

思っていた茶事と全く違いました。茶事の基本は本などと同じですが、お客に合わせ臨機応変のおもてなし。それに僕が建築をかじっているということから、炉の火箸は、鉋職人の千代鶴銘のもの
を準備していただいた心遣い、素敵な火箸でした。
それに、掛け軸、藤村 庸軒の花入、趣のある鉄の風炉、美しい灰形、懐石のおいしさ、その器の趣、すべて新鮮でしたね。懐石はとてもおいしいものでした。

それと炭と灰と、藁炭で風炉の灰を美しく演出する技・・・素晴らかったです。小澤宗誠さんは灰形の先生もなさっているとか、いや・・・茶は場のアートですね。







2013年10月8日火曜日

たためるヘルメット




たたむことができるヘルメット
都内で電車移動するとき
ヘルメットを持って歩くというのも、なかなか面倒くさい。

全く色合いの違った打合が現場の前後に入るとき
ヘルメットを同席させるのもなんかな・・・
レストランでゆっくり食事をしているときによこにヘルメットじゃ落ち着かない
出来るだけいいデザインのヘルメットやバッグバッグ用意してもね

現場に置いておくというのも手だが、現場が少なくなる時期には事務所にいくつか
掛かっているのもちょっとな・・・

工務店に準備してもらうというのでは、ヘルメットのデザインが選べないし
それに職人さんの汗のにおいがぷんぷん・・・素敵なことだけど、一瞬戸惑うのが
人の常

ということでこのたためるヘルメットを購入しました!

住宅建設では、ヘルメット着用は、職人さんも含め、まだまだ完全常態化されてはいませんが
構造から仕上手前までは、設計者もヘルメットをかぶる癖をつけないとね・・・


2013年10月2日水曜日

パタンランゲージによる住宅の生産


22年前・・・1991年に友人たちと翻訳した

クリストファー・アレグザンダーの「パタンランゲージによる住宅の建設」が

SD選書となって帰ってきました。

「パタンランゲージによる住宅の生産」

アレグザンダーの「ネイチャー・オブ・オーダー」(中埜博監訳:鹿島出版会:9500円)

出版に合わせて、SD選書に新装されたようです。

SD選書になったことは、より多くの人の目にとまるのでそれなりにうれしいですね。

しかし22年前、五反田にあったうちの事務所での翻訳会や重要な部分は思い出されるが・・・

細かな内容はかなり忘れてしまったな・・・

住宅を作ることを原点から考えるにはいい本かも・・・僕も久々に再読するかな


2013年9月26日木曜日

見積書


見積書のチエックです。
4-50P 各項目細かくチェックします。
便器、フローリング、手摺、壁材、エアコン、水栓・・・・
1円、10円100円レベルで(チリもつもれば・・)

比較して、どこが高いのか、落しがないか
工事を勘違いしていないか・・・・

金額が安く出ても、必要な工事を勘違いしていたり、落していては
意味がありません。
また、同じ工事でも人工が異常に安い場合は、工事の質の問題が出ることもあります。

工事費は、基本的には材料単価と人工(施工費)と数量と経費で成り立っています。
材料費が安くても面積が違えば意味はありません。
材料が適正でも職人の手間が著しく違うと
手抜きまたは過剰な施工ということになります。

そのような項目を一つひとつ比較して表を作り
クライアントに説明し、どこの業者と契約すると良いかを提案します。

一般的には、同じ程度の業者の相見積ならば
工事費の低い業者を選びますが、
あまりにも無茶な見積もりが出るときは、より適切な見積もりをした
業者を選ぶこともあります。

図面をしっかり把握して見積書をつくることができる、業者は一般的には質がたかいですね。

2013年9月24日火曜日

土壁

田舎の実家の
古い蔵の外壁、押渕縁下見板が、この前の台風で飛んでしまいました。急遽、帰省~~下に塗られた土壁は、百年以上まえのものですが、美しい!雪国なので、そのままにしておくことはできないので覆いが必要!
土壁は、通気、維持、調湿に加え、仕上げとしの力強いさも素晴らしいものですね

2013年9月19日木曜日

日本語ブルース普及協会

先日9月12日に、日本語ブルース普及協会(NBHK)という音楽お遊びの名称で

ライブ、セッションをしました。


ブルースは黒人音楽がもとですが、いまではポピュラー音楽の一つの源流の一つです。
ロックやバンドをするなら、ブルースの一曲や二曲やりたいものです。
人種は超えて・・・

しかし、英語のままだと、音楽のノリ、グルーブ感は出せても、ブルースの持っている面白さや
自由さは意外と伝わらないものです。

で、ブルース好きのものとしては
日本語でブルースをやることで、よりブルースを深めようと
勝手に日本語ブルース普及協会を造り、音楽仲間とライブをしたんですね。

言葉は大事ですからね・・・

結構楽しくできました。反省もいろいろありますが
次回もありそうです。




2013年9月18日水曜日

東京都の地震時の危険度地図

わー 事務所のあるあたりは、目黒でも危険度の高いところだ・・・
危険度3
目黒川が近いから、津波等、地盤の柔らかさなどがあるのかな・・・


地震に関する知己危険度痩躯邸調査(第7階)(平成25年9月公表)

2013年9月17日火曜日

久々のブログ・・・模型写真

夏休み分の仕事、用賀の家の実施図面と見積依頼、それに新しい計画案の作成。そして、僕の音楽ライブが重なり、忙しい日々でした・・・

新しい計画案は、茶もできる和室を備え、和を基調としながら、住み方は洋という住宅。
プランは、なかなか住みやすいものができたと思っています。
第1案にしかすぎませんが



依頼があれば、この案をもとにきめ細かく進めるものです。

住宅建築はこの基本計画時が最も楽しいものなんですね。
この時間と、完成した時の達成感があるから
長くやることができるんですね。

実施、見積もりになると胃が痛い・・・特に
今は、サッシの値段、オリンピック、震災による職人不足・・・などで
金額の変化が激しいですからね・・・

来週でる見積もりは・・・



2013年8月20日火曜日

15年前の梅干し


亡くなった母が漬けていたいた梅干し
15年以上のものばかり、姉とどうしようかと、帰省する度に話していたが
姉の友人が、再度干して食べれるようにしてくれて結構おいしいとか・・・

先日も知人が、昔の梅干し、以外とおいしいという話も聞いていたので

姉とすてなくて良かったでね、と。

しそで覆われた梅干し・・・
味の方は・・・



2013年8月19日月曜日

スマホにウイルスが・・・

スマホのステータスバーに怪しいマーク

新しい通知があります。

なんて書かれ時々出没。
騙されはしないぞ、開くと悪さするに決まっている・・・・
だって顔つきが怪しい。

ここ2週間
ネットで、ムックのようなウィルスないかと調べたけど・・・ない

で、意を決して、ドコモのショールームヘ・・・

店員
色々調べてもないですね・・・もう少し調べます・・・といろいろ電話をかけてくれました。

「ふふっ、新種のウイルス、まだ拡散してないのか・・・
結構速く俺は見つけたようだな・・・自慢できそうだぞ・・・」

という間に、最近インストールしたアプリのアイコンなどをなんとなく見ていると
ドキツ・・・・

似たようなマークが・・・
に、似ている、いや・・・同じだ・・・・NOTTV・・・・

店員さんに

「あの・・・問い合わせしていただいておりますが・・・・
NOTTVのアイコンが、なんか似ているみたいです・・・・」

「いや、似ている」
「いや、同じです・・・」
「すみません・・・・」
「・・・・」
店員苦笑・・・

しかし、このマーク知らない人が見たら、いいやつに見えますか?
ちょっと悪い奴に見えますよね。普通は・・・・

こんな紛らわしいアイコン使って欲しくないよな(笑)
と言いたいところです。



2013年8月6日火曜日

庇がテーマ



今回、鶴見川の家は
庇がテーマです。
日本の気候には、やはり庇は有効。
外壁は汚れにくいし、日差しが少し緩くなる、
そして雨の日も窓を開けておけるからね・・・

隣地までが少し余裕があれば、工夫して庇を取り付けたいものです。

結構うまくいったと自負しております。

2013年8月5日月曜日

今年度住宅予想88万戸とか・・・

住宅が、消費税だなんだと言いながら
にわか元気のようですが、
本当にそれでいいんだろうか?
急に忙しくなれば、大きな住宅メーカーだって
職人や建材の供給もそれなり大変なはず。


市場に出回る電製品だって増産は大変なのに、
現場作業が大きな割合を占める住宅・・・
にわかな変化に、無理もせず簡単に対応できるわけがないのですね。

それに、消費税分や補助金分程度は、見積と職人のレベルで結構変化します。
60万円安くするために、見積もりが60万高くなるとか
職人レベルが落ちれば元も子もないのですね・・・


100年使う住宅を、世間の景気の様子や補助金などで決めていくのは残念です

マンゴー



昨年に続きマンゴーいただきました。ミヤーク…宮古島出身の方から
うまい!

2013年8月2日金曜日

現場監理報告書、確認済証、検査済証


さて、鶴見川の家の引き渡しも終わったので
今日は、現場監理報告と、確認申請書類、検査関係書類を渡しに行きます。

現場監理はひと現場で20回前後行くので
それなりの量になります。

その記録ですね。写真と共にファイルします。

完了の検査済証や確認済証は、銀行や保険など、将来の売買などに大切な書類です。
現場で調査した書類や、報告書と共にファイリングします。

それに、すでに渡した地盤調査等の報告書。

敷地、住宅にはこういった書類で安心していただくので、とても大切ですが、

基本は設計者を信頼していただくのが一番ですね・・・
書類あれば安心なんて考えいけませんよ。

2013年7月27日土曜日

18年前の手書きの図面


先日、18年前の住宅の食洗機が水漏れ等調子が悪いとのことで
当時の図面を出してチエック!

当時は手書きでした。キッチンの図面もそれぞれの機器を調べて
作成しました。
当時は食洗機やオーブンはヨーロッパ製にはちょっと劣っていいたもので
ガゲナウ、ミーレ、バウクネヒト、、ブランコ等のヨーロッパの機器を
時間をかけて調べ、キッチン製作図を作成しました。

そのようなメーカーはその後、多くは日本撤退や代理店の変更などもあり、
維持のほうは大変でしたね
現在では、日本製も性能が上がり十分だと思っています。
維持が楽ですからね・・・
しかし、デザインや機能はまだまだ魅力的ですが・・・



当時の図面と現在のキャドの図面を見ながら

この20年ばかりの変化のすごさを実感します。

CADになって何が良くなったのでしょうか
カット&ペーストで
スピードアップは図られましたが
考えて、手で描いて消して描いて、現場に足を運ぶこの連鎖は
手書き時代の方がスムーズだったような気がします。

頭は手や動き、香り、肌触りなどの五感と一体になったとき
強くつながるからだと思います。
手書きは、キーボードとマウスにはない時間と五感が多くついてきます。
だから、図面作製もそれなりに手間だけど嫌じゃなかったのでしょうね。

CAD時代、この連鎖をどう再びつかむかが課題です。




2013年7月12日金曜日

敷地調査



酷暑の中、敷地調査、
古い家も多く、解体前の住宅の布基礎も特に異常はなく、
地盤的にも問題はないと踏んでいたが
敷地調査に立ち会い、2,3ポイントを見る限り地盤は良くない。
それも4m位まで悪い
何故だろうと・・・と考えながら駅にむかっていると

駅付近で、ばったり知り合いの建築家村上さんに会いました。
で、敷地の話していると用賀の地盤、結構悪いところおおいんですよねと一言
昔水路などが多かったようです。
だから意外と地盤が悪いところが多いとのこと

地盤は難しい
やはり地盤補強が必要だな・・・報告書を待とう

2013年7月10日水曜日

地盤調査と真北測定に来たら雑草だらけ

地盤調査と真北測定にきたら、予想以上の雑草だらけ
3,4か月で目の高さまで
低木並みの茎がある雑草まで
雑草侮れない・・・
クライアントから伐採の提案があったけど
ま、大丈夫じゃないのと言ってしまった、安易な自分を反省。

調査には影響はないのでいいのですが


2013年7月9日火曜日

法政大学の55年館、58年館の保存


先日、友人の建築家たちが保存を呼びかけている、法政大学の55年館、58年館の
見学会にいってきました。
大江宏という建築家の設計です。

設備配管や一部の維持の問題はさておき、建物としてはとても魅力的でした。

建て替えて、これ以上の建物を造るのは結構高いハードルだと思いますよ。
新しくはなるけどね・・・
何でも作った時は新しいのですよね。何でも・・・


明治時代の煉瓦づくりの建築に比べ、近代建築の保存は一般的には
あまり賛同が得られないのだが、
僕たちは、近代建築の良質のたてものは丁寧に残して行ってもいいのではないだろうか。
僕は法政大学の出身ではないけれど、法政大学には
ぜひうまく改装などして残してもらいたいと思います。


明治時代の建築は、それだけで価値があるように見えるけど、
近代建築はな・・・なんて言いっているあなた

え、・・・数十年前、東京駅は建て替えられようとしていたんですよ。
たった、80年でね

その時あなたは東京駅を残す人たちを応援しましたか・・・
今じゃ、みんなすごいねっていってるけどね。


建物を大切に維持しようとする気持ちが、建物の本当の価値を
発見できるのです。

価値があるから残すのではないのです。(これ単に経済原則ね)

残そうとするから、価値がうまれるのです。

こういった建物を生き返らせることができる建築家は一流でしょう。


ちなみに、自己宣伝(笑)
東京駅の保存のいきさつをシンプルにつづった「東京遺産」(岩波新書、森まゆみ著)
という本とっても参考になる本だけど
ここに、僕が設計をした古い民家を店に改造した谷中のふるかわ庵の事が
取り上げられております・・・




2013年7月4日木曜日

欄間の補修完了


欄間の補修完了、漂白後、接着部の補修をして
裏はガラス繊維で補強・・・
何とか使えるようになりました。左は破損がひどく補修できなかったランマ
今日現場に持っていきました!!

2013年7月3日水曜日

江戸東京博物館



江戸東京博物館
あの、仰々しいいで立ちが好きになれなくて、長年足を運ばなかったのですが
先日、江戸期の日本画の展覧会があり、行ってきました。

「ファインバーグ コレクション展」は、なかなか見ごたえのある展覧会で
江戸期の絵の質の高さを感じました。たまにはいいですね。

で、ついでに常設展

上の写真は、銀座煉瓦街の模型

武家屋敷や、町の賑わいなどの模型・・・
こ、これが面白い、30分程度とおもっていたら、1時間以上
用事があったので、会場を後にしましたが

娘が小さなときに、一度連れて行けばよかったと思います。

2013年7月2日火曜日

インテリアコーディネーター用語辞典、完成


昨年より準備していました

インテリアコーディネーター用語辞典、完成しました。
エクスナレjッジより発売

評判の良い「ラクラク突破の インテリアコーディネーター 合格テキスト」
の姉妹本です。

まとめるにあたって、実務でも役立つようにつくりました。それなりに役立つかな


2013年7月1日月曜日

平成25年5月の住宅着工の動向について・・

国土交通省の
平成25年5月の住宅着工の動向について

http://www.mlit.go.jp/common/001002419.pdf

5月の住宅着工戸数は、79,751戸(前年同月比14.5%増)、
季節調整済年率換算値で102.7万戸(前月比9.4%増)

とか・・・・消費税駆け込みとアベノミックス・・・
住宅需要の先食いでしょうね。
今年の末あたりから、一気に住宅着工、冬の時代に???かななんて

住宅は、このような景気に一喜一憂するものではないと思うのです。
ほんとうはね。

何故なら、住宅の値段は残念ながら
専門家の僕たちにもわかりにくいものだからです。
つまり、安くなりますとか、補助金で得ですとか、今でしょといっても
元の値段が曖昧なのですから。建材や人件費は、すし屋でいう時価にちかい。
得なのかどうかは、不明・・・
それに、
どんなに標準化された住宅でも、敷地や外部環境(設備も含め)や住み手の要求は違います。
だから、値段はわからない。
いくつか見積もりを取っても、図面や仕様書がしっかりしていないと意味がない。
ましてそれをチェックできなければ、意味がない。

みんなが建てる時期じゃないと思った時が、
建材も下がり、人件費も下がり得なのかもしれませんね。


設計事務所は、
景気や補助金や時代の雰囲気に惑わされず
住み手の「今でしょ」に丁寧にお付き合いすることなのですね。
急がない、焦らない、一生の事ですからね。

2013年6月29日土曜日

バスオール

午後の一休みにテレビを見ていいたら
バスオールという す、すごいお風呂が紹介されていました。
住宅建築の設計、長くやっておりますが知りませんでした。

僕の田舎では、銭湯はありませんので浴室は結構昔からありました。
僕の小さな体重では、床板がうまく下まで降りない五右衛門風呂でしたが・・・

でも都会では、浴室なんて
この50年ほどの事のようですね、ほんと、時代は変わりましたね

その頃、昭和38年に出た風呂、というかユニットバスが
バスオールというもの、半畳の中に機能満載・・・・
今はエア・ウォーターを経由してパナソニック エコソリューションズAWEとなっている
「ほくさん」の商品


結構感動します。最近(2006年)まで販売されていたとか

デザインと使い勝手もをもう少し頑張れば、まだまだ使い道はありそうな気がします。
いや・・・なんかいいなこれ





2013年6月28日金曜日

監視検査の時代・・・

ほんと
いま建築業界、住宅業界は
監視、監視、検査、検査のせかい
監視、検査にもお金がかかる
それは、結局、家を建てる人の費用になっていくのですね
本当に、それは住み手にいいことなのでしょうか?

建築士は専門家ですが、同じような人の検査や監視重ねても
無意味かなとは思います。
一人の専門家を信頼し責任を持っていただくというのがいちばん効率がいいとは
思います。

糸井重里さんの言葉・・・ちょっと響きます。


http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20071023/138300/?P=1


糸井 じゃあ、規制が厳しくなって、結局誰の仕事が増えているか。というと「これは大丈夫です」「これはダメです」「これは耐震構造的に法的にオーケーです」「オッケーじゃありません」といったことを調査して報告するひとたちですよね。それって結局、官僚の仕事であり、弁護士の仕事じゃないですか。

―― まさに管理する人の仕事だけが増えたんですね

糸井 そこで問題なのは、「仕事は増えているけれど、何も生んでいないし、消費されていない」ということなんですよ。」

2013年6月27日木曜日

らんま、漂白無事終了


らんま漂白、無事終了!
一日置くと結構白くなりますね・・・
といっても生地の白さですけど

無垢材を彫刻したものなので、それなりにいい感じ

これで、シナ合板の白にも違和感なく溶け込めそうです。
左は、破損が大きく、再使用をあきらめたランマです。

さて、仕事合間に、今度は補修だっ

昔は、このような、鶴に松といったベタな欄間の再使用は避けておりましたが
最近は、よりベタなものをどう、今の住宅に使えるんだろうかなんて
考えます。たのしいですな。

2013年6月26日水曜日

欄間の漂白と補修


鶴見川の家で使う、解体した家の欄間

始めは、少し濃いめの色で使う予定でしたが
保存状態からみて二つのうち、一つしか使えそうもないので
取り付け面積的に、濃い色だと周囲から浮きすぎる・・・

ということで、壊れた部分の補修もかねて、事務所に持ってきてもらって
先ず漂白から・・・

専用の漂白剤をで、漂白中です。結果は明日・・・


2013年6月24日月曜日

初めての料理 ピタ ハムス 


土曜日に、教えている学校のHさんの結婚式二次会に
南青山のおしゃれな場所。
打放しのがらんどうな感じがまたいいですね。
若い人は面白いところを見付けてきますね。
みんなでワイワイやったあと、講師仲間で近くのお店へ

で、そこでハムスとかいうポテトサラダ風の食べ物・・・ひよこ豆が原料とか
で、それを、ナンよりしっとりしたピタ(ピタパン)という平べったいものに
付けて食べると・・・・
これがなかなか うまい!
ハムス(ファムス)って結構知られているようですが、僕は初めて
なかなかおいしくいただきました。
中近東、地中海系の料理らしいです。
料理は、まだまだ知らないものがありますね・・・

行ったお店、南青山にしてはゆったりした店で
ハムス、それなりに有名らしいですね・・・
感じいい店でした○。



住まいとは・・・

単純で当たり前のことだけど、
住宅をつくるときに
いつも考えること。

物理的な家や箱、住宅をつくるのではなく、
住み手の生活ための「住まい」
をつくるのが仕事だといつも肝に銘じております。


「寝るところがなければ 家ではない

喰うところがなければ 住まいではない

憩うところがなければ よい住まいではない

町とつながっていなければ 活きた住まいではない

安全でなければ 住み続けられない

住む力がなければ どんな家もただの箱」

2013年6月21日金曜日

二世帯住宅と相続税

二世帯住居を建てるときは、とりあえず考えてはおきたいものが
相続した事業の用や居住の用の宅地等の価額の特例(小規模宅地等の特例)の事
http://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4124.htm
(平成22年4月1日以後)


宅地相続時に、相続者がそこに同居してば、80%評価が下がるという特例で、
この同居の判断が相続にとって大きな差が出ます。
で、

1、配偶者に相続の場合は全く問題はないのですが、二世帯住宅で同居していた時
全く分離した二世帯住宅は同居と言えるのだろうか??

2、相続時に、配偶者が老人ホームに入っていたときは、同居となるのだろうか???

3、小規模ってどれだけ??

この部分は、この何年かで変化しているようなので注意が必要ですね。僕は設計者なので、逐一法規のチェックはしておりませんが、大体現在のところ

1、数年前に建物内部で行き来できない場合は同居とみなされないといった改正がありましたが、2世帯住宅でも同居とみなされることになりそうです。細かくは調べてね

2、終身利用権付きの老人ホームに入居した時は居住が老人ホームに移るので同居とみなされなかったのですが、介護のための入居で、自宅が他人に貸付けられていなければ小規模宅地の特例が受けられるようですね。

3、小規模宅地の特例の対象となる居住用の土地の面積制限が、240㎡から330㎡に拡大になるようです。

これに、事業用宅地等の評価額の減額・・・も頭に入れておきましょう。

それに、相続の基礎控除が、大幅に減額・・・の予定
現行:5000万円+1000万円×法定相続人の数
改正後:3000万円+600万円×法定相続人の数

かなり違いますね・・・お父さん、子供や奥さんのためにもそれなりに考えておきましょう。

2013年6月19日水曜日

左官の外壁


左官の塗外壁

10年ほど前までは、出来るだけ避けてきた仕上げです。

理由は

1、ひび割れが心配。

2、現場での工事期間が長くなる

3、通気構法では壁の重さが心配(通気胴縁を付けた上に重いモルタルが心配)

4、モルタルのイメージが安普請的イメージがあった。

といった理由です。

しかしこの10年で

1、ひび割れは表面にガラス繊維を埋め込ませることで、ひび割れのリスクがほとんどなくなった。

(ノンクラック構法)下記のガラス繊維を表面に埋め込むのですね。


2、工期はやはり短くはなりませんが、住み手が左官仕上げを好むようになってきたので
工期については理解してもらえる。

3、モルタルは、軽量のモルタルを使いガラス繊維を入れてることで厚さ(15ミリ)程度で、
安定した強度を出せるようになった。

4、住み手は高級仕上げと感じるよになった。

というわけで。以前はサイジングが主流でしたが。
左官とサイジングが半々となりました。
左官仕上げ・・・伝統的な仕上げのように感じる方もいますが
進化しているのです。

サイジングのちょっとクールな感じに対し、温かみのある感じもいいものです。



2013年6月18日火曜日

取っておいたランマが・・・

鶴見川の家


解体した家に残っていた、ランマ、丁寧に取り外しをしてもらいましたが
んん・・・
ところどころ、微妙に破損・・・・

現場で、どのように使うか思案のしどころです。

来週再度、住み手と検討します。



2013年6月17日月曜日

海軍カレー???


ブルーの地に黄色と赤で横須賀海軍カレー・・・
先日いただいたものです。
外観からはおいしさは伝わらないのですが・・・

おいしかったです!コクがあって、味もいい!
小さなころ、田舎で母の味噌汁のようなカレーを食べながら
本物のカレーってどんなだろうとイメージしていたカレーの味に近いかな。(笑)

レトルト恐るべし・・・


2013年6月14日金曜日

小商い


小商いという言葉があるらしい

大量の人を対象にした大きな店舗や企業。その拡大成長、経済至上主義に対して
経済成長なしでもやっていける社会・・・・

そういえば、僕が大学のころは
石油資源の枯渇などの危機感もあり経済成長にも陰りが見えたころ
シューマッハーのSmall Is Beautifulや
ローマクラブの成長の限界
といった本が出ましたね。夢中になりました。

しかしその後、
残念ながら
経済成長というか・・・経済成長ゲームの世界に突入、
そして崩壊…いやいや、バブルがはじけても崩壊はしてません。
世界は、株価などで一喜一憂、まさに今ゲームに夢中です。
そして世はグローバリズムという、経済至上主義が真っ盛り!

東日本震災の後の「変わらなければ」の合唱なんて忘れたみたいにね

で、小商い!

これ、設計事務所ってまさに小商いですよね。
「小商いとは存在し続けることが拡大することに優先するような商いのこと」

店舗もいらず、在庫なしで一人でできる。
ローカルな商売、初期投資なし、お客と直接かかわる商売。
ホント拡大できない存在するだけ
しかし、現場などで苦労も多いけど生きてるって感じが味わえる商売。

いつも設計事務所連中は、ビジネス感覚がないよな・・・なんてお互いに愚痴って
変わらなければなんていっていますが、
実を言うと変わる必要がないのだろうかなんて
実を言うと設計事務所って
もっとも新しいビジネスモデルかも(そこまでは思っていはいませんが)

小商いという言葉を聞いて、チト思うのであります。
丁寧に一つ一つ仕事をこなすこそ・・・・

しかし、世間はグローバリズム時代に、
生き残る小商い(設計事務所)にも工夫は必要です。苦労は続くのです・・・

で、
苦労はリズム(グローバリズム・・・)

お後がよろしいようで。

2013年6月12日水曜日

鉄板(ガルバリウム鋼板)屋根

都市部では、家を軽くし、高さ、防火性、メンテナンスの容易さ、緩勾配の水処理
から、屋根は
色がついたガルバリウム鋼板のタテハゼ葺きにしています。

10年前くらいまでは、色つきのガルバリウム鋼板は高かったこともあり
ガルバリウムの素地・・・
しかし反射が激しいと隣家からクレームが来ることもあり、値段も落ち着いたので
今は色つき。
良く使うのは耐摩カラーGL、セリオスなどで。今ではたくさんの種類が出ています。
鶴見川の家ですヨドカラー萌です。

年配の方が考えてる鉄板葺き(安普請)とは全く違ったものと言っていいでしょう。


さて、ガルバリウム鋼板のタテハゼ葺きは優れた屋根仕上げですが
二つだけ問題が

雨の音と夏の熱です。
これを止めるのが
専用の断熱材です。屋根の小屋の断熱とは別に、鉄板の下に敷きます。


東レ ペフ、セキスイ ソフトロン、古川電工のしずかエースなどですね。
これを敷くことで。屋根は安心です。
写真で職人の足元のグレーのシートです。
86年より設計で山荘も含め使っていますが。雨漏れはゼロです。




2013年6月11日火曜日

計画の変遷

今回の用賀の家
第一案から第6案への変遷!


第1案
定石通り、南側に庭を、環境としては2階が気持ち良い空間
元あった家の雰囲気からイメージされたものです。
北側の旗竿が写真奥に見えます。

第6のd案
既存建物が解体されて、現地で打合
庭が意外と影になる・・・
ということと、北側に旗竿で接道ということで
建物を南側に配置!
北側に庭、光はハイサイドライトの案(第4案)

道路と旗竿、前庭がうまくつながり
そしてさらに進化
住みやすい空間ができました。
旗竿部分からの写真です。第1案と反対からの写真。


プランは最初のインスピレーションも大事ですが
練りながら生まれるインスピレーションも
大切にしたいものです。

とにかくいろいろと考えて意見を出してみることは大切ですね。


2013年6月7日金曜日

防火設備(サッシ)の事

2011年1月に樹脂製防火設備の不備が発覚してから

http://tostem.lixil.co.jp/oshirase/20110128/(トステム以外も同じです)

通則認定を個別認定にすることで信頼回復を図ってきた
サッシメーカー

しかし、費用と時間がかかる個別認定の準備がなかなかととののわず

通則と個別の平行、使えるサッシがどれがいつまで使えるかわからない状態が

続いてきて、この4月に一斉に・・・ということだったのだが

やはり現場が間に合わず、9月契約、12月出荷(未確認)といった状況になるようです。

現場の混乱は結局は設計や住み手ににも影響します。

個別認定というのは、仕様を決めて実験をするので、ある型や寸法の幅というのがあり

沢山の実験をしなければなりません。サッシも引違の巾1.6m×2mを確認したからと言って

より小さな突出し窓がOKにはならないのです。

だから、メーカーも大変と言えば大変なのですが・・・

設計の現場も、個別認定の仕様はガラスも決まっていて、東京あたりのペアガラスのサッシに対し

値段が1.5-3倍と言われています。ですから設計と金額調整が難しいということになります。

1軒あたり60-120万ぐらいアップしますからね。

2013年6月6日木曜日

お遊びのこと


ここ、10年ばかり音楽の事をそれなりに楽しんでいます。
そしてミクシーやフェイスブックが
このところとても役立っていますね。
そんなつながりから目黒あたりを中心に音楽仲間も100人程度??

ブルースという音楽のセッションを、飲み屋で7年ほど仕切られせていただいたり、
目黒界隈の音楽仲間で大小のライブを企画したり、参加したり。

このライブも、先日日曜日、目黒界隈の音楽仲間のライブに一緒に出させていただいたもの。
渋谷のテラプレンというブルース系では有名なライブハウスです。

プロではありませんので、音楽性というよりみんなで楽しむという感じ。

最近は、高齢者の老後の話がでますが、音楽仲間にとっては、そこそこ健康であれば
老後は楽しいものだと思います。みんなを見ているとね。とてもいいことだと思っています。

写真は僕たちのバンド、その日ライブために急遽つくったバンドで(練習2時間)
メンバーの頭文字を並べてTKBというとりあえずのバンド名!
当日は、目玉商品の若い女性ボーカル風邪で欠席、スライドギターの名手間に合わず
で、ホントの楽しさだけのバンド・・・

このバンド名を読み替えると・・・あらら、東京 高齢者 バンド だった 

音楽は高齢を救う・・・



2013年6月5日水曜日

厚くなる断熱材

断熱材は、どんどん厚くなっていますが

床下の断熱、今までは根太の間だけに入れるというのが一般的でしたが
これは、根太の高さ分、45ミリしか入りません。
高断熱化の波でそれでは厳しいので、
最近では、根太を支える大引き分まで使います。
という訳で、断熱材も
写真のように切り込みを入れて、厚く使うようになっているんですね。

いっている意味が分かんない???でしょうね

カタログから


2013年6月4日火曜日

屋根が出来つつある



軒先が出るデザイン・・・鶴見川の家です。
美しい軒先ができつつあります。
完成が楽しみだな・・・

屋根は
着色ガルバリウム鋼板のたてはぜ葺き(立平葺き)、
シンプルで雨漏りもなく屋根工法としては理想的です。
但し、夏は表面が暑くなるので、下地に専用の断熱材。
そして屋根の厚い断熱材(180㎜)を使います。


2013年5月29日水曜日

通気胴縁

外壁周りは、湿気の多い日本では通気をとることが
近年では基本的な工法となっていますが
通気が通る下地に縦に通る桟(タテ胴縁)の場合は、上下に簡単に空気が流れるのですが
横に通す桟(横胴縁)では上下の空気の移動が切れてしまいます。

その対策は、横胴縁を交互にずらせて空気が流れるようにするのが一般的ですが

最近では、金属の胴縁に通気穴が開いたものや、
写真のように、胴縁に溝を付けて、通気させるものが商品化されています。

建材費はアップしますが、人件費は下がるので
一般化しつつあります。

数年前に「使える内外装材活用シート」で

紹介しましたが、それ以降、工務店から、こういったものを使いたいという
申し出が増えてきていますね。


2013年5月28日火曜日

庇が出来てきて

鶴見川の家は、庇をある程度だして、薄くせずに
シャープに見せるための工夫をしています。
だんだんできてきました。
いい感じだと思っています。

2013年5月27日月曜日

基本設計やっと8合目!



基本設計・・・なかなか案が収束しなかったのですが。

・南側に庭をとるのではなく、南側に家を配置し吹抜けで光をとるという、更地を見てからの判断と
(4案目)
・キッチンハウスでアイランド型のキッチンのイメージが住み手にイメージを与えてくれたことがあり
(7案目)

ようやく、日曜日の7案目で、納得と満足ののふんいき。
良かった!
基本設計の8合目あたりに来ました!!

後は確認と詰め、
再来週は模型を作成して、空間の使い方を打合します。