2012年4月25日水曜日

だめん住ウォーカー2


だめん住ウォーカー 十か条

■その2 人は自分のためならタダでサービスしてくれるとおもっている

これ結構多いんですね。
日本人、サービスはタダだと思っているようですが、
ホテルでもサービス料取られるように、基本的に有料と考えるのが正しいのです。
ボランティアという言葉も同じ考えですね。
ボランティアもタダで働くことではありません。

日本の昔の村社会では、サービスしてもらったら、
サービスしてあげなければならないという掟がありました。
イーブンのつながりですね。
村社会という共同社会があった時は有効な力関係でした
。でも、現代はこのような社会ではありません。
自分だけサービスしてもらえると勘違いするのは、不思議なことです。

工事や設計をサービスしてもらったら、イーブンとして、
かなりのサービスを返さなければ本当は成り立ちません。
ですが、そんなことしていないのですから、
どこかにサービス代が入っていて、
向こうにちゃんと支払っていると考えるのが正しいことです。

でも、サービスと言っているのが、本当に無料サービスという場合もありますね。
それは、きっとその人達に何らかの益をもたらしたからだと思います。
または気持ちよく仕事ができました、
ありがとうかもしれません。
その場合は感謝しましょう。

しかし、適切な金額で適切なものを造るためには、
過大な無料のサービス、思わせぶりな厚意というのは、
気を付けた方が無難ですね。
安心と同様、サービスにもお金がしっかりかかっていることをお忘れなく。
適切な金額で、こちらは信頼し、
向こうは誠意をもって工事をするという対等な関係でいたいですね。

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